iDeCoニュース

iDeCo6月の新規加入者は5.58万人と17年以来のピーク水準に迫る

2022/08/01 10:45

 国民年金基金連合会が8月1日に発表したiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の業務状況によると6月の新規加入者数は5万5,810人で加入者総数は251万4,572人になった。新規加入者数は前年同月比9.2%増となり、5.58万人の新規加入者数は、2017年1月にiDeCoの加入対象者が公務員や専業主婦(夫)(第3号被保険者)などに拡大し、iDeCo加入がブームになった2017年4月のピーク5万9,918人に迫る新規加入者数になった。また、今回の開示資料から、「第4号」(国民年金任意加入被保険者=拠出限度額6万8,000円)の加入者状況が追加された。なお、従業員のiDeCoに企業が上乗せ拠出をするiDeCo+(中小事業主掛金納付制度)は、実施事業所数は4567事業所、対象従業員数は2万9,554人になった。

ideco202206.jpg

出所:モーニングスター作成

 6月の新規加入者の内訳は、第1号加入者は5,785人(前月5,445人)、第2号加入者は4万6,374人(前月3万5,259人)、第3号加入者は2,562人(前月2,320人)となった。第2号加入者の中では、企業年金なしの新規加入者が3万524人(前月2万3,037人)。共済組合員(公務員)の新規加入者は9,007人(前月6,603人)となった。第2号加入者の中で、事業所側のサポートが弱い「企業年金なし」の新規加入者数が3万人を超えたのは初めて。過去最高は2017年4月の2万6,008人だった。

 なお、今月から加入者区分に「第4号」が追加された。これは、国民年金の任意加入者を対象にしている。60歳までに老齢基礎年金の受給資格(加入期間10年以上)を満たしていない場合や、40年の納付済み期間がないため老齢基礎年金を満額受給できない場合などで、年金額の増額を希望するときは、60歳以降でも国民年金に任意加入することができる(厚生年金保険・共済組合等に加入していない人で納付期間が40年未満の人は65歳未満まで、65歳以上で年金の受給資格期間を満たしていない人は70歳未満まで)。近年、長寿化が進み、年金生活が長期化する傾向が強まっているため、生涯にわたって給付が受けられる老齢基礎年金を満額で受給したいと考える人が増えている。「第4号」の6月の新規加入者数は1,089人、加入者総数は1,677人だった。

    
    

バックナンバー

  1. 「先進国株式」への旺盛な資金流入が継続、国内株式は2カ月連続で資金流出=DC専用ファンド(2024年6月) ( 2024/7/05 17:54)
  2. 円安傾向が外国株式投資を促した?「先進国株式」への資金流入額が歴史的な規模に=DC専用ファンド(2024年5月) ( 2024/6/07 17:33)
  3. 資金流入額トップ10に国内株ファンドが大量にランクイン、パフォーマンス上位はアクティブが席巻=DC専用ファンド(2024年4月) ( 2024/5/10 17:12)
  4. 資金流入額トップを爆走する先進国株式、バランス型やREITにも資金流入が拡散=DC専用ファンド(2024年3月) ( 2024/4/08 18:12)
  5. 先進国株式に月間500億円を超える過去最大の資金流入、国内債券から資金流出継続=DC専用ファンド(2024年2月) ( 2024/3/08 17:12)
  6. 純資産総額が12兆円の大台越え、先進国株式インデックスファンドへの旺盛な資金流入が続く=DC専用ファンド(2024年1月) ( 2024/2/07 17:39)