セカンドライフの生活資金
生涯でいくらかかるか考えてみましょう
まず、退職後の生活をイメージしながら、必要となる資金を試算してみましょう。平均的な統計データを目安にしてご自分の生活費を把握し、その上で退職後の収入不足をいかに補っていくのかを考えなければなりません。
■生活費の目安は月額26万円
食費 | 65,188円/月 | 保健医療 | 14,763円/月 |
住居費 | 16,878円/月 | 交通・通信 | 28,296円/月 |
光熱・水道 | 22,887円/月 | 教育 | 739円/月 |
家具・家事用品 | 10,067円/月 | 教養娯楽 | 26,037円/月 |
被服及び履物 | 8,440円/月 | その他(諸雑費・交際費) | 60,494円/月 |
合計 253,790円 |
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出典:総務省家計調査・2013年
※調査の対象には、一人暮らし・二人暮らし等さまざまなケースが含まれています。基準は「世帯主65歳以上」のみです。
●会社員としての交際費 ※忘・新年会や歓送迎会など
●スーツやワイシャツ代
●住宅ローン ※退職金で一括返済するケースが多い
●健康保険の保険料 ※在職中は保険料の半分は会社負担でしたが、
退職後は全額自己負担に
●配偶者の国民健康保険料
●医療費負担の増加
■老後の生活資金は1億円必要?
●佐藤さん夫婦の場合
佐藤さん世帯の老後の生活費を月26万円と仮定すると
※夫婦どちらかが亡くなった後の生活費は、二人の生活費の70%になると試算しています。
臨時の生活費(C)を900万円とすると
インフレが年2%で進むと生活費の水準は上乗せして考えなければなりません。
■年ベースで生活費の予算を立てる
■臨時出費も含め、少し多めに見積もりを立てる
■臨時出費も含め、少し多めに見積もりを立てる