運用商品(投資信託)を選ぶ

          

運用商品(投資信託)を選ぶ

 投資信託の評価は、価格(コスト)と品質(リスクに見合ったリターン)で決まります。自分の運用方針に合った商品を選ぶ上で、大切なポイントを整理しておきましょう。

投資信託を選ぶ3つのポイント

 確定拠出年金サイトで閲覧できる目論見書や運用レポートなどの資料から、以下の3点をチェックしましょう。

1.運用方針
 運用会社やファンドの運用方針は、目論見書のはじめのほうに記載されています。株式型の投資信託であれば、パッシブ型かアクティブ型か、主にバリュー株(割安株)で運用するのかグロース株(成長株)で運用するのかをチェック。債券型の投資信託であれば、対象が国債か公社債かなどを確認しましょう。

2.実績(リターン、リスク)
 直近の運用成績は、運用レポートで確認できます。パッシブ型なら、対象インデックスに連動した成績を残しているか、アクティブ型なら目標の指標(ベンチマーク)を上回る成績を残しているかをチェックしましょう。

3.コスト
 投資信託の運用・管理費用として毎年支払う信託報酬を確認しましょう。なるべくコストの低い商品を選ぶべきですが、長期保有を前提に、リターンやサービスの水準に見合ったコストかどうかを検討する必要があります。

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