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ターゲット・イヤー・ファンド(ターゲット・デート・ファンド)

 内外の株式や債券を組み合わせて運用するバランス型ファンドの一種。最初はリスク資産の比率が高い積極的運用から始め、ターゲット・イヤー(運用の最終目標時)に向けてリスク資産比率を徐々に引き下げ、ターゲット・イヤーに達したら安定運用となるように資産配分変更を自動的に行います。
 確定拠出年金の資産運用は、加齢に伴うリスク許容度の変化に応じて資産配分の見直しをすることが必要と考えられますが、退職する年や年金受給を始める年をターゲット・イヤーとする投資信託を購入することで、自らが資産配分変更をする手間を省くことが可能となります。米国の確定拠出年金制度で、デフォルト商品としてターゲット・イヤー・ファンド(ターゲット・デート・ファンド)が採用され、制度発展の一因になったといわれ日本でも高い関心がもたれています。