用語集

厚生年金基金

 昭和40(1965)年の厚生年金保健法改正により創設され、昭和41(1966)年10月より実施された適格退職年金と並ぶわが国の代表的な企業年金制度です。厚生年金保険の一部を国に代わって行う(代行部分)とともに、企業独自の年金を上乗せして給付を行う(プラスアルファ部分)ことで、従業員により高い給付が実現できるようになります。事業主が負担する掛金は全額損金として認められ、加入者が負担する掛金は社会保険料控除の対象となるなど公的年金と同様な税制上の優遇措置が採られています。