iDeCo Q&A(年金の受け取り)

          

年金の受け取り

年金はいつから受け取れますか?
加入期間が10年以上の方は、60歳で受け取ることができます。10年に満たない方は、以下のように、受取時期が後倒しになります。
加入期間が8年以上、10年未満は61歳。
同6年以上、8年未満は62歳。
同4年以上、6年未満は63歳。
同2年以上、4年未満は64歳。
同1カ月以上、2年未満は65歳。
iDeCoの掛金を途中で引き出す、または途中で辞めることはできますか?
iDeCoの掛金は、60歳になるまで引き出すことはできません。また、途中で辞めることもできません。
なお、経済的な理由によって掛金を払い込み続けることが難しい場合は、掛金の拠出を一時的に停止して「運用指図者」として運用のみを継続することができます。
途中で退職したらどうなりますか?
iDeCoで積み立てた資金は、個人で持ち運ぶことができます。転職した先に企業型の確定拠出年金がある場合は、企業型に資産を移管して運用を継続することができます。
なお、資産の移管にあたっては、現金化が必要になりますので、移管のタイミングによっては思わぬ損失が出る可能性があることに注意しましょう。
途中で死亡したらどうなりますか?
ご遺族の方が、死亡一時金として受け取ることができます。死亡一時金は相続財産となり、相続税の課税対象となります。
金融機関が破綻したらどうなりますか?
iDeCoの加入窓口となった金融機関が破たんしても、iDeCoの運用資産は信託財産として信託銀行で管理されているので、金融機関の破たんが運用資産に影響することはありません。
また、商品を提供している金融機関が破たんした場合、たとえば、預金の場合は預金保険機構、保険商品の場合は生命保険契約者保護機構、損害保険契約者保護機構などによって資金の一部が保護されています。また、投信会社が破たんしても運用資産は信託銀行が管理していますので、運用資産に影響が及ぶことはありません。肝心の信託銀行が破たんした場合も、信託財産は分別管理が義務付けられているため、資産は保護されています。

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